Keita Kuki, Yuji Hatada
「ため息をつくと幸せが逃げるよ」
そうして逃げた幸せはどこへ行くのか。
もしも幸せが身体から離れていくのなら、周りの空間があなたの代わりに幸せになるのか。
疲れたとき、失望したとき、ふと零れるため息。
これはあなたが零した幸せを、あなたの傍に少しだけ留めておく水槽。
吐き出された幸せは泡となって水中を漂い、花々がそれに反応する。
落ち込んだ自己への気づき、それに寄り添ってくれる光。
どうか、少しだけ前向きになれますように。
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東京大学制作展 Extra 2018 Dest-logyにて展示
http://iiiexhibition.com/log/iiiEx2018/#modal_work11

機械学習でため息を検出し、水槽がそれに反応する。
ため息をついたことへの気づき、自身が花に命を吹き込む体験などを通じて、
ため息というネガティブな行為をポジティブに捉え直すことを試みた。
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