ACM AH 2019
Double Shellf
What Do We Feel When We Meet Our Own Doppelganger?
How do people feel and react when they come face to face with a doppelganger — a virtual double of themselves — in VR? This study explored that psychology through the reactions of 86 users.
(English version in preparation — Japanese text below.)
3Dキャプチャ技術の進歩によって、リアルなアバターは簡単に「複製」できるようになりました。すると、これまでは起こり得なかった不思議な状況が生まれます——自分自身の分身(ドッペルゲンガー)と、VR空間の中で顔を合わせるという状況です。
背景
ドッペルゲンガーは古くから「不吉な存在」として語られてきました。しかし、VRで生成された自分そっくりの分身に対して、実際に人はどう感じ、どう反応するのかは、これまで十分に検証されてきませんでした。この研究では、自分の分身と相互作用できるVR体験「Double Shellf」を開発し、その反応を調べました。
リサーチクエスチョン
人は、自律的に動く自分自身のドッペルゲンガーと様々な状況で相互作用したとき、どのような心理的反応(不気味さなど)を示すか。また、その反応には性差があるか。
研究の方法
「Double Shellf」というVR体験を開発し、86名のユーザーに、自律的に動くドッペルゲンガーと様々な状況(見つめ合う、触れられるなど)で相互作用してもらいました。体験後のアンケートとインタビューから、不気味さの感じ方やその要因を分析しました。
わかったこと
多くの参加者が、自律的に動くドッペルゲンガーを見たときや、ドッペルゲンガーに触れられたときに強い不気味さを感じることがわかりました。また、ドッペルゲンガーへの反応には性差が見られました。これらの知見をもとに、ドッペルゲンガーという存在を、不気味さを避けながら効果的に活用する方法を検討しています。