ACM DIS 2026 · with Hokkaido University
An Ethnography of AR Practice in Aikido Training
AR as a Lived Metaphor
Can the embodied knowledge of aikido that is hard to teach in words — such as maai (interpersonal distance) and the flow of ki — be conveyed by presenting visual metaphors through AR? A practice-based study I joined as joint research with Hokkaido University.
(English version in preparation — Japanese text below.)
合気道の稽古で語られる「間合い」や「気の流れ」といった言葉は、身体で覚えるしかない知識——身体知——を指し示そうとする比喩です。この言葉にしにくい身体知を、ARによる視覚的な比喩の提示によって伝えられないか、という問いに取り組んだ、北海道大学との国際共同研究です。
背景
身体知の指導は伝統的に、師範の言葉による比喩(「気を通す」「相手と一体になる」など)や、繰り返しの模倣によって伝えられてきました。AR技術を使えば、こうした言語的な比喩を視覚的な形で稽古の場に重ね合わせることができるかもしれません。この研究では、合気道の稽古という具体的な現場を舞台に、AR視覚的比喩の可能性を探りました。
リサーチクエスチョン
AR技術による視覚的な比喩の提示は、合気道における身体知の指導と学習にどのように活用できるか。
研究の方法
合気道の稽古の場でARによる視覚的比喩を用いたエスノグラフィックな調査を実施。北海道大学HCIラボ、東京大学、KTH王立工科大学(スウェーデン)の国際共同研究として進められました。
わかったこと
ARによる視覚的比喩は、言葉だけでは伝えにくい身体知に対して、稽古者が実際に「生きられた」形で意味を見出す手がかりになりうることが示されました。この研究は、身体的なスキル学習を支えるXR可視化という、より大きな研究の方向性の一部に位置づけられています。